<朝、食欲に襲われた>
冷凍庫に佇む白ピクミンについて
22歳の健全な男子である僕ですが、ダイエット中のため冷蔵庫の中には、鶏胸肉、ブロッコリー、キャベツ、卵などヘルシーな食材がギッシリと冷蔵されています。
しかし、冷凍庫は違います。冷凍庫には、ギョウザ、チャーハン、肉まんといったダーティーな食品が所狭く詰まっています。両親が僕のためにと買ってきてくれた食品ですが、逆に障害になっているという悲しい事実。だが、捨てるには勿体ないので放置している現状です。
僕は、冷凍庫に入っているこれらの食品を総称して”白ピクミン”と呼んでいます。白ピクミンとは、ピクミンというゲームに出てくる生き物の名称で、体に毒をもっている生き物です。つまり、”これらの食品には毒が入っている”と言い聞かせて必死に食べないようにしているということです。
今朝のこと
今朝、何もする気が起こらずぼーっとしていました。若干おなかもすいていました。”そうだ!こういうときはおいしいものでも食べよう!食べてから頑張ろう!”と思い冷凍庫を開けギョウザを取り出しました。
ここで、僕のダイエット生活の命運を決める自問自答のスタートです。
- 天使「まだ気を抜いちゃだめだよ!今、気を抜くとこれからも自分に甘えるようになっちゃうよ!」
- 悪魔「ふひひ、でも、半月で2kgも落ちたんだぜ?10kgもちょろいっしょ!今日ぐらいガブッといっちゃおうぜ!」
- 天使「今日の運動後に体重測って太ってたら落ち込むでしょ!それでも食べるの??」
- 悪魔「それなら、食べた後、その分走れば良いだろーよ。今日は1時間走ろうぜ。それで太らねーよ。」
僕の脳内で激しい論争が繰り広げられた結果、僕はギョウザを冷凍庫にしまい、同時にラップに包んでいたご飯を2杯分取り出し、レンジでチンしました。レンジ後、卵かけご飯を、それはそれはおいしくいただきました。